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野窪 一郎氏
主な合格校〔LL.M.〕
- University of Southern California
- University of Minnesota
- University of Wisconsin
- Washington University in St. Louis
主な受講講座
- TOEFL213・250突破講座
- 大学院留学カウンセリング講座
社会人にとっては、まとまった時間がとれないことが大きな障害といえますが、せっかくまとまった時間がとれたとしても、次から次へと気になることが頭に浮かび、勉強に実が入らないこともしばしばです。集中できていなければ、当然、成果も期待できません。私にとっては、むしろこの集中力の持続のほうが問題で、せいぜいもって40~50分、疲れているときや移動中などは、たった15分間集中するのがやっとのときもありました。そこで、私は、問題演習などの学習計画を15分~50分程度で処理できる内容に細分化して、自分が置かれた状況に適した内容を選択し、所定の時間内に終わらせるよう集中して取り組むよう心がけました。『今、自分にできる精一杯』のことをしようと思ったのです。これによって、勉強にメリハリとリズムがつくようになりましたし、思うように勉強が進捗しないフラストレーションを、大きく緩和することができました。
多くの受験生と同じように、私の場合も最大の課題はリスニングでした。TOEFL対策を始めて数ヶ月後でさえも、発話の多くは聞き取れず、勘に頼っていました。全然糸口をつかめずにいた私は、村川先生のアドバイスで、まず、TOEFLで頻繁に登場する単語・イディオム・慣用表現を頭に入れ、実際にネイティブが発音するとどう聞こえるかに注意を払いなげら繰り返し聞くことから再スタートしました。この作業は最後まで続けましたが、ある程度単語やフレーズが聞き取れるようになってからは、より本番に近い実戦的な問題にあたり、問題文全体として何を言わんとしているのかを把握することに努めました。この点、駿台のTOEFL対策講座は、私には実際たいへん難しいものでしたが、本番の傾向をよく分析してあって実戦的な良問揃いでした。また、このとき心掛けたのは、聞きとれた単語からトピックを推測し、次にどんな単語が発せられるかを予想しながら聞きすすみ、推測が誤っていたら軌道修正しながら次第に話の筋をつかむことでした。さらに、Part Bでは、リーディングセクションで取り上げられるような自然科学や社会科学に関するディスカッションが登場することが多かったので、そのような分野の基礎知識を増やすことも有用でした。基礎知識を持ってリスニングに臨むのとそうでないのとでは、雲泥の差がありました。これは、リーディングの問題をしっかり復習することでも良いと思いますし、関係する日本語の文章を読むのでも構わないと思います。最終的な成果としては、勉強を開始した当初は30問中15問程度だった正解を、約1年間で24問まで伸ばすことができました。
現在留学中ですが、生きた英語表現と法的に適切な表現を学ぶ機会が得られたことが最大の成果ではなかったかと感じています。それは話し言葉でも文章でも変わりません。当初私は、教授が話す英語は、ほとんど聞き取れないだろうと考えていましたが、中には、JD向けの授業であってもわかりやすく話をされる教授もいるものです。そのような教授の講義は、話し言葉の格好のお手本になりました。また、Legal Writingの演習では、かなり労力を費やしましたが、懇切丁寧な添削指導のおかげもあって、文法的にというよりも、法的に正しい用語法を多く学びました。このような機会を日本で手に入れるのは至難の業でしたし、この機会で得たスキルは、私にとって大きな財産になることと思います。
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