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林 陸平氏 清水建設
主な合格校〔不動産学〕
- Massachusetts Institute of Technology
- Columbia University
- University of Southern California
- University of Florida
主な受講講座
【プライベート講座について】
私がTOEFLで合格点がとれたのは、駿台のプライベート講座のお陰です。それまで、他の語学学校に通っていましたが、特にリスニングとライティングの点数に大きな進歩がみられず、9月のTOEFL終了後慌ててその足で駿台の門を叩き、10月には目出度くTOEFLから開放されました。今更日本の学校での英語教育を云々しても仕方のないことですが、私も、帰国子女でない多くの日本人のご多分に漏れず、リスニングやライティングに対しては強い苦手意識をもっていました(正確には今でもある種恐怖心のようなものを持っています)。そんな私でも、右往左往しながらなんとかTOEFLの合格点に到達できた道程を記すことで、同じ悩みを抱えていらっしゃる方の自信になればと思い、お恥ずかしながら筆をとりました。ですから、なるべく具体的に時系列で記したいと思います。
6月下旬、いきなり会社から留学について打診されました。この時点ではTOEFLのトの字も知りませんでした。7月、駿台も含めいくつか語学学校を回りました。この時点では、別の語学学校でリスニングを中心に、文法、ライティングの授業をとりました。文法の授業はとてもためになりました。しかし、リスニングは私には合いませんでした。外人の先生が教えるのですが、小テストを行った後のイディオムの解説などが多く、肝心の「音として日本人に何が聞き取れないのか」といった解説がほとんどありませんでした。というか、それはネイティブには判りませんよね。ライティングの授業は判り易かったのですが、点数に繋がりませんでした。
8・9月、リスニングの授業にはフラストレーションを感じつつも、授業料を前払いで払ってしまっていたのでそのまま続けました。朝、電車の中でも声を出して教材を読んだり、テープの速度を速めたり、ショートカンバセーションだけのテープを作って練習したり(テストの仕組上、最初の10問(全てショートカンバセーション)の出来である程度の点数のレンジが決まってしまうらしい)と、いろいろと努力しましたが、点数はなかなか上がりませんでした。ライティングも200語以上書くことができませんでしたので、当然点数も低いままでした。
9月下旬、3回目のTOEFLを受けましたが相変わらず点数が伸びず、GMATの仕上げとエッセイの準備が目前に迫り、かなり焦りを感じました。イチかバチか語学学校を変えてみることにし、駿台の門を叩きました。勿論、クラスでの授業の方が費用はかかりませんが、時間的にかなり追い詰められていたので、自分のペースで教えてもらえるプライベート講座に申し込みました。結果的にはこれが大当たりでした。
プライベート講座の授業ではリスニングとライティングを計8回程度受講したと思います。いずれも日本人の先生でした。いくつかリスニングを伸ばすコツを教わりましたが特に印象的だったのが、①まず自分の聞こえない音を探す、②その音を自分で発音できるようになる(そうすれば聴取れる)、③ボキャボラリーを増やす(音で覚える!!)、④長文ヒアリングの不得意テーマを探し日本語で概説書を読む、⑤1日2時間はリスニングに集中する、⑥集中力を持続させる練習をする、といった点でした。①~④は文章で読めば至極当たり前のことですが、実践してみると結構大変です。例えば自分の聞こえない音と言われても、テキストを見ながら聞くと全部聞こえている気がするし、見なければ前後の推定からわかったのか聞き取れなかったのかよく判別できません。従ってプライベートレッスンでの先生のサポートは非常に重要でした。
ライティングについては、①自分なりの定型の言い回しをいくつか確立する、②英語での文章の基本ルールを守る、③接続詞・副詞等のトランジションワードを上手く活用する、④時間配分の方法などを教わりました。私はいつも時間が足りなくなって困っていたのですが、この指導により、難しい題材が出されても250字は書けるようになりました。ライティングの点数は個人の英語のスキルや社会経験により一番ばらつきのでる科目だと思いますので、そういった意味ではプライベート講座で受講するのが一番適した科目かもしれません。
いずれのプライベート講座でも、私は多少遠回りと思われる先生の指示も全て着実にこなしました。その結果、点数を上げることができました。参考までに末尾に点数の推移を掲載しておきます。人それぞれ、勉強スタイルがあることでしょうから、早めに自分自身で一番最適な方法を見つけることがTOEFLの目標点達成のキーポイントです。そうした観点から、自分の弱点を見つけ出し、集中的に勉強することのできるプライベート講座は非常に効果のある講座だと思います。
【大学院留学カウンセリング講座について】
私のTOEFLやGMATの成績は、決して自慢できるスコアではありませんでした。それにもかかわらず、不動産開発学の修士の中で超難関といわれているMITやコロンビア大学に合格できたのは、岩崎先生のカウンセリング講座で適切な受験戦略上のアドバイスを頂いたことと、平行して受講したダナ先生のプライベートレッスンで強くアピールするエッセイの書き方をご指導頂いたことに尽きるといって過言ではありません。
岩崎先生のアドバイスですばらしかったのは、第一に、GMATの勉強をやめエッセイに注力すべきタイミングを的確に指摘して頂いた点です。MBAの場合は知りませんが、少なくとも私が目指していた不動産のコースはよりプロフェッショナル向けのコースという色彩が強く、「如何に不動産の分野で経験があり、問題意識を持ち、大学院で何を研究し、それをどうキャリアアップにつなげたいのか」ということが明確なエッセイが一番重要で、それに時間をかけるべきだと指導されました。従って、GMAT、TOEFLとも足切点を超えた10月でやめ、その分、(自分で言うのも何ですが)自分という人間をアドミッションの人が想像できるような素晴しいエッセイを作ることができました。学校により違いはあるのでしょうが、英語の勉強をしに行く訳ではないので考えてみれば当たり前の話です。しかし、色々な語学学校から出される英語のテストの点数と合格者の対比表を見せられたり、まわりの受験生の話を聞いていると、どうしてもその本当に重要な部分が見えなくなってきてしまうのです。
第二に、エッセイを書くにあたっての自分のアピールできるポイントを的確にアドバイスして頂いた点です。私の場合、30代半ば近くでの受験になるので、「人間的にも職業的にも熟練している」ことをアピールするように言われました。その手段として、大学側からアプリケーション書類として求められてはいませんでしたが、自分の実績をアピールする資料をいくつか作成しました。その結果、一般的には30代半ばは留学するには年齢的なボーダーラインに近いらしいのですが、それをうまく強みとしてアピールすることができました。
一方、ダナ先生のプライベートレッスンでは、カウンセリング講座で方向性が固まったエッセイを、よりアピール力のあるエッセイにブラッシュアップする指導をしていただきました。この講座では、意味がわかりにくい部分や強く具体的に書いたほうがよい部分をネイティブの目からチェックしてもらいました。目の前で話しながら添削をしてもらえるので、先生と自分の間の認識の違いなどは起きませんし、微妙な言い回しが必要となる部分で真意を理解してもらえるので、自分が伝えたい内容を完全にエッセイに落とし込むことができたと思います。しかし、本当にプライベート講座をお願いしてよかった点は、先生が私という人間を知って添削をして下さるので、単なる添削の領域を超えて、私の熱意を先生も感じてそれを的確に英語に落とし込んで下さったことだと思います。
エッセイを読むアドミッションの審査員の人達はプロです。底の浅い、うわべを取り繕っただけのエッセイは、いくら英語が素晴しくても見抜かれてしまいます。言い回しはネイティブと違っても、本当の自分の人間性と、真剣な目的意識と、そして誰にも負けない熱意を正しくアドミッションの人たちに伝えることが合格の秘訣だと思います。そして、私をその正しい方向に導いてくださったのが、岩崎先生とダナ先生でした。
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